カタンは初期配置で半分決まる。とも言われる。
果たして、カタン ツインズ(ひとりダブルス)ではどうだろうか???
まずは、カタン ツインズの初期配置前👆。
この特徴は、まず、砂漠が8番目〜11番目のどこかに配置されることによって、スタートの5の後ろに8が置かれ、2番目の5の外側に9が置かれる。この配置を58−59配置と呼ぶことにする。
ちなみに、数字チップの並び順は次の通り決まっている。
今回の、開拓地建設可能箇所とそれぞれの出目確率(合計値)を見てみよう。
58−59配置においては、36分の10以上となる開拓地配置ポイントは実質6ヶ所となる。更に36分の9(即ち4分の1)以上となる開拓地配置ポイントは実質2ヶ所となることから、計8ヶ所だ。
こうなると、初期配置において、誰もが取りたがり、どうしても取りたい開拓地の場所が1ヶ所ある(1ヶ所しか無い)場合は先手、そうでない場合は後手だろう。
12/36、即ち1/3という高確率の場所は『8木ー5木ー10羊』の1ヶ所のみ。他の木が10と11であることを考慮に入れると押さえたい。難しいのは、木貿易が砂漠に面し、しかも隣接地は12羊だ。これをセットで押さえてエンジンにするか???
また、10羊以外の羊は3、11、12と極めて薄い❗
ここから、高確率(1/3)の『8木ー5木ー10羊』はとても魅力的だ。
一方、岩に目をやると、6、3、2と、6以外は極めて薄い❗
麦は初期配置で取らなければ、スタート後に取ることは出来ない。
その9麦と6岩をセットで取るか???
レンガは、いい感じでバラけている。
以上のことから、
『8木ー5木ー10羊』を取るか?
『9麦ー6岩ー3岩』を取るか?
加えて、利用できる貿易を取り、上手に活用し得るか否かが、勝敗を決すると予想された。
そして、初期配置を再現したのが👆の画像。
確率で36分の9(即ち4分の1)以上となる場所は全て押さえられた形となった。
その結果が👆の画像。
RYチームは『8木ー5木ー10羊』から1:3貿易取りへと交易路を延ばし、木貿易は取らなかっら。また、岩が取れず、同時に8麦の独占と麦貿易取得のずれから、都市化と発展カード取得が遅れた。
RYチームは最長交易路を一時は取得したものの、BGチームが街道建設の発展カードをタイムリーに取得して行使できたことから、これを奪取し、決勝点となった。
やはり、通常のカタン4人戦でも言われる「カタンは初期配置で半分決まる。」通り、カタン ツインズでも同様のことが言えると思われる一戦だった。( ゚∀゚)・∵. グハッ!!
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