カタンは勝負を決するゲームなので、当たり前ですが、どうしても、「勝ちたい❗」という気持ちが先立ちます。そのため、負けると、とにかく悔しい思いが湧いてきます。
誰かが勝てば、他は必ず負けます。
自分が勝った場合でも、敗者の負けた姿、落ち込んだ姿を見ると、なんとなく後味の悪い思いになり、心から喜べなくなります。
そこで、勝ち負け以上に大事なことは果たして有るのだろうか???と探ってみて辿り着いたのが、以前にご紹介した「スポーツマンシップ」というわけです。
スポーツをする場合には、最初からそう思えますし、指導者の方々もそこを大事にし、青少年を指導する場合にはとりわけ重んじられていることでしょう。
それが、ゲームというか、ボードゲームというか、カタンにおいても、「スポーツマンシップ」が大事なんだ〜との思いに至ったわけです。
ところが、そう思って、いざプレーしてみても、やはり、勝たないと面白くないし、負けると悔しい。たかがボードゲーム、されどボードゲーム。プレーするからには・・・。😅
でも、愉しむための遊びのはずが、精神衛生上良くない状況を生み出すのでは元も子もない。
これでは堂々巡りだ・・・工エエェェ(´д`)ェェエエ工
そう思ったとき、改めて「スポーツマンシップ」とは何ぞや???という細部を改めて見つめ直してみると、対戦相手に対する思いに至りました。
相手がいてくれるからこそ、プレーできるのだ❗
楽しく一緒にプレーできるありがたさ。共にプレーする喜び。そして、その愉しさを味わうことこそ最も大事なんだとの思いに至りました。
すると、狙った戦略の裏をかかれて攻められ陥落したとしても愉快ですし、僅差で負けたり逆転負けしたりしても愉快だと感じるようになりました。
それらを積み重ねて、一戦一戦を振り返りながら更に愉しむことができるように、新たに作ったのが、画像の得点表です。
カタンの作者、クラウス・トイバー氏が言われた「『また明日あなたと遊びたい』と言われるプレイを心掛ける」の「心掛け」とは、皆んなで一緒にカタンを心から愉しむことなのでしょう。
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