同じダブルスのスポーツで、テニスと卓球では大きな違いが有る。
テニスは、ペアのどっちがボールを打ち返しても良いのに対し、卓球はそうはいかず、交互に打ち返す決まりがある。
これをカタンのひとりダブルス(ツインズ)にも取り入れようと思い立ち、これまで1ターンに2回ずつダイスを振っていたのを1回ずつとした。これにより、ターン毎に、色が交互に替わることとなった。
手番の中でダイスを2回振ることがなくなったことから、バーストも油断しなければ起こらない。起きる時は起きろと、攻めで、自覚を持って資源カードを貯めての闘いもし易くなった。
他のルールは、ほぼこれまで通りの、ひとりダブルス(ツインズ)として定めた通りなので、騎士力も有効に使える。
これにより、テンポが良くなり、脳の働きもスッキリしたようだ。
それでも、1ゲームあたり80分ほどかかっているので、公式大会の68分にはほど遠い。
まだまだ熟練度が浅いようなので、経験を積み、戦術をマスターし、カンを鍛える必要が有る。
このやり方での一つの特長は、中盤での巻き返し、逆転の可能性を探りやすいという点だ。終盤で怒涛の進撃となった相手を倒すまでの巻き返しは無理だが、その手前でならば逆転の可能性大だ。
ちなみに、ひとりダブルス(ツインズ)固有のルールは次の通り。
- 初期配置時の順番は、自分(A&B)が先手、相手(C&D)が後手の場合、次の通りとし、資源カード取得は2の配置によるものとする。※4人戦での順番と同じではあるが、ペア内で連携して考えられる点で、似て非なるもの(固有性)がある。
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- 自分A1
- 相手C1
- 自分B1
- 相手D1
- 相手D2
- 自分B2
- 相手C2
- 自分A2
- 資源カード及び発展カードはペアのどちらが取得したものも混ぜて使用する。
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- そのため、バーストは資源カード13枚以上とする。
- 騎士力はペア内のどっちでも行使できる。
- 最長交易路は、ペア内の交易路が繋がった場合には、その合計数でカウントして競う。
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- 但し、交易路を延ばしたり家を建設したりするのは、同じペア内でも、それぞれAはA、BはBと別々にし、まだらにはできない。
- 勝利ポイントはペア内合計20点とする。
この、ペアの片方を別の人にすることで、ひとりダブルス(ツインズ)をダブルス パラレルとすることができ、3人ででも、4人ででも楽しめる。更に、拡張版(コマ6色)を使って、3人ででも楽しめることとなる。
もし、拡張版で、佐藤さん(A&B)、清水さん(C&D)、鈴木さん(E&F)の3人がそれぞれひとりダブルスでプレーした場合には、初期配置選択順は次のようになる。
- 佐藤A1
- 清水C1
- 鈴木E1
- 佐藤B1
- 清水D1
- 鈴木F1
- 鈴木F2
- 清水D2
- 佐藤B2
- 鈴木E2
- 清水C2
- 佐藤A2
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