カタンを平和的に楽しむためのお家ルール

カタンの勝敗を決めるカギは何か?

初期配置、ダイスの出目、交渉力、そしてタイミングの良い展開と言えるだろう。

 

しかし、それらが全て上手く行きそうなのを見事に打ち砕く存在がある。盗賊だ。

やられたらやり返す!倍返しだ!!の如く、盗賊の仕返しが繰り返されると、つぶし合いになり険悪なムードになることもある。

 

そこで、盗賊を招き猫に替えて、平和的に・・・、とばかりに考案し、ひとりダブルスルールを作り、二人対戦を行なって来た。

 

これを三人対戦や四人対戦でも出来ないものかあれこれ考えあぐねた結果、次の様にすることにしてやってみた。

盗賊を招き猫に替えるのに加え、あれこれ楽しめる要素をふんだんに加えた。

 

題して『カタンを平和的に楽しむためのお家ルール』

カタンを平和的に楽しむためのお家ルール【三人以上対戦用】

※下記の太字は、スタンダード版には含まれていない。入手先は次の通り。

  • 砂金川タイル・港の親方(ボーナスカード):航海者版(海カタン)
  • 好意トークン(貿易チップ・商人チップ・街道建設チップ・学者チップ・建築家チップ)・勝利点チップ:カタン フレネミーズ(拡張版)
  • 招き猫100均 ※これは「招き猫」にこだわらず、「七福神」のどれかの神様でも良いし、また100均に限らず、ガチャで獲得したフィギュアも良さそう。あるいは、スタンダード版を使い倒して複数のセットを購入している場合には、複数ある手元の盗賊の一つをホワイトに着色するといった手もありそうだ。
  1. 資源タイルの数値トークン「2」及び「12」は、どちらも「2&12」とする。
  2. 砂漠タイルを砂金川タイルに替え、数値トークンは「2&12」とする。
  3. 盗賊を招き猫に替える。ダイスロールで「7」が出たときには「招き猫」が置かれたタイルの資源を獲得できる。但し、招き猫が置かれたタイルは「7」以外の数字(元の数字)が出ても資源の獲得は出来ない。※初期配置では、招き猫砂金川タイルに置く。
  4. 「7」を出したプレーヤーは自分の好きなところに招き猫を移動する。招き猫は自分の開拓地や都市があるタイルも含めどこに置いても良いが、自分以外の開拓地や都市があるタイルに置いた時に限り、自分以外の開拓地や都市のポイントに応じてフレネミーズの好意トークン(以下好意トークンという)を獲得する。その際、自分以外の開拓地や都市があれば、自分のものもあって良い。
  5. 自分以外の街道等に自分の街道を建設して繋げても好意トークンは獲得できない。(※本来のフレネミーズルールでは、この場合、繋げられたプレーヤーは恩恵タイルを1枚獲得し、繋げたプレーヤーは恩恵タイルを3枚獲得することになっています。)
  6. 好意トークンも他のプレーヤーとの交渉(交易)に使用することができる。その際、資源カードとの併用も可とする。※港での交易では使用不可。(※本来のフレネミーズルールでは、他のプレーヤーとの交渉(交易)に恩恵タイルを使用することはできません。)
  7. 好意トークンの使用は1回のターンに1回に限られ、6.に記した他のプレーヤーとの交渉(交易)に使用することも含まれる。◆他の使用とは、 ①貿易チップ(白)1枚:資源カード(1~2枚)の交換。 ②商人チップ(水色)1枚:資源カード(1枚)の獲得。 ③街道建設チップ(茶色)1枚:街道(1本)の建設。 ④学者チップ(オレンジ)2枚:発展カード(1枚)の獲得。 ⑤建築家チップ(黄緑)2枚:ポイントチップ(1枚)の獲得。 ⑥好意トークン(1枚)の交換。※引いた好意トークンを交換しないでそのまま戻しても良いが、1回の使用と見做す。
  8. ボーナスカード港の親方(2ポイント)も使用し、最初に3港ポイントを取ったプレイヤーが獲得する。他のプレーヤーが既に港の親方を所持するプレーヤーの港ポイントを上回ったら、港の親方はそのプレーヤーに移動する。※海カタンルール参照
  9.  ゴールは12ポイントとする。※建築家チップ(黄緑)2枚を複数セット所持していても、勝利点チップに交換していなければポイントとしてカウントできないので要注意!

◉ちなみに、【変更無し】は次の通り。念のため。

  • バーストは8枚以上のままとする。
  • 「騎士カード」はダイスロールで「7」が出た場合の扱いと同様とする。但し、バーストは生じない。また、騎士カードは、自分のターンにおいてダイスロールの前でも行使できる。
  • 「独占カード」は通常通りの使用とする。
  • 「ポイントカード」は伏せたままにしておいて最後にカウントできる。